著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

臨池学書【りんちがくしょ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
臨池学書

「池に臨みて書を学ぶ」とも読む。

【読み方】
りんちがくしょ

【意味】
全力で文字を書く練習をすること。

【語源・由来】
「臨池」は書法、書道をいう言葉。また墨池ともいう。中国の後漢の書家の張芝は、池の近くで書を学んでいると、池の水が真っ黒になったという故事から。

【典拠・出典】
王羲之「与人書」

【類義語】
・臨池之志(りんちのこころざし)

臨池学書(りんちがくしょ)の使い方

ともこ
健太くん。今年の書き初めはいいわね。これはいいわよ。
健太
本当?冬休みの間臨池学書したんだよ。300枚は書いたかな。
ともこ
300枚も。それはすごいわね。
健太
今年こそ金賞をとることができたらいいな。

臨池学書(りんちがくしょ)の例文

  1. 字が汚いねとあこがれのともこちゃんに言われたので、臨池学書しました。
  2. ラブレターを書くために臨池学書して、清書の前に、何度も練習書きしました。
  3. 臨池学書しなくても、メールがあるからいいじゃないかと健太くんは言います。
  4. 健太くんが書いたメモは走り書きで何が書いてあるのか読めなかったので、臨池学書するべきだと思います。
  5. 年賀状を手書きで書いて出そうと思い立ち、臨池学書しました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。