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六言六蔽【りくげんりくへい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
六言六蔽

【読み方】
りくげんりくへい

【意味】
人には六つの徳があるが、学問や教養を積まなければ六つの弊害を生むということ。

【語源・由来】
「六言」は、仁(愛情)・知(知恵)・直(正直)・勇(勇気)・剛(剛強)・の六つの徳。「六蔽」は愚(馬鹿)・蕩(だらしない)賊(人をそこなう)。絞(きびしい)・乱(無秩序)・狂(狂気)の六つの弊害をいう。「蔽う」はおおい隠す意。

【典拠・出典】
論語』「陽貨」

六言六蔽(りくげんりくへい)の使い方

健太
お母さんに、中学受験のために塾に行きなさいって言われたんだ。
ともこ
それで、どうするの?
健太
昔から六言六蔽というんだから、今、勉強だけやって人格形成に失敗したら、僕が大きくなった時に燃え尽き症候群や、ニートになるかもしれないよって言ったんだ。そしたら母さんが、受験はしなくていいから思いっきり友達と遊びなさいって言ったんだよ。
ともこ
へえ。うまいこと説得したわね。

六言六蔽(りくげんりくへい)の例文

  1. 学校に行く意味が分からないという健太くんが六言六蔽の思想を知れば、学校の意義を知るでしょう。
  2. 大学まで教育費無償化をして、六言六蔽の考えの弊害をこの世からなくしたい。
  3. 六言六蔽の精神には、生き方のすべてが込められています。
  4. 健太くんのように勇気がある人でも、学問を嫌うと六言六蔽、血気に逸る愚か者になります。
  5. 正直者が学ぶことを怠ると、六言六蔽にあるように、直截な物言いで人を傷つけ紛争を増やします。

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