【四字熟語】
老驥伏櫪
「老驥、櫪に伏す」とも読む。
【読み方】
ろうきふくれき
【意味】
人が年老いてもなお大きな志をいだくことのたとえ。
【語源・由来】
年老いた駿馬が用いられることなく、馬屋のねだに伏し横たわっていながら、なお千里を駆けようとする志をすてない。
「驥」は千里を走る駿馬。「櫪」はくぬぎの木。これが床下の横木に使われたことから、ねだの意。ここは馬屋のねだ、転じてうまや。
「老驥櫪に伏すも、志千里に在り」の略。
【典拠・出典】
曹操「歩出夏門行」
老驥伏櫪(ろうきふくれき)の使い方
健太くんのおじいちゃんを電車の中で見かけたんだけど、片足立ちをして乗っていたわよ。
老驥伏櫪の志をもって生きたいたいから、若い人たちに負けない体力が必要だって言ってはりきっているんだ。
いいことよね。
そうかな。さすがに電車内で片足立ちは恥ずかしいし危ないからやめてほしいな。
老驥伏櫪(ろうきふくれき)の例文
- おじいちゃんは、老驥伏櫪でありたいと、80歳にして大学を受験しました。
- 老驥伏櫪の志を持つのはいいことだけど、体は若い時のような無理はできないんだからね。
- ボケ防止に最適なことは、老驥伏櫪を抱いていることです。
- 心身ともに孫に負けないという老驥伏櫪の志を持っています。
- 老驥伏櫪を胸に、私はいくつになってもあきらめるということを知らない。