【四字熟語】
彩鳳随鴉
【読み方】
さいほうずいあ
「彩鳳鴉に随う」とも読む。
【意味】
自分より劣る人に嫁がされること。また、それに不満を持つこと。転じて、夫人が夫をぞんざいに遇すること。
【語源・由来】
「鳳」は瑞鳥でおおとり、「鴉」はからす。美しい色のおおとりが鴉に嫁ぐという意味。
【典拠・出典】
劉将孫「沁園春」
【類義語】
・随鴉彩鳳(ずいあさいほう)
彩鳳随鴉(さいほうずいあ)の使い方
ともこちゃんと僕がつきあっているっていう噂があるんだって。
聞いたわ。私と健太くんが結婚したら、彩鳳随鴉だからやめなさいって忠告されたわ。
ええっ。僕がカラスってこと?
そうよ。でも大丈夫。そんなの根も葉もない噂だし、万が一つきあうことになっても結婚はしないわ。
彩鳳随鴉(さいほうずいあ)の例文
- 元華族のともこちゃんが、代々農民の健太くんの家に嫁ぐなんて彩鳳随鴉です。
- 浮気が発覚してから、彩鳳随鴉で、妻が晩御飯を作ってくれません。
- 結婚前はあんなに可愛かったのに、今では彩鳳随鴉です。
- あんな格下の家にお嫁に行かないといけないなんて彩鳳随鴉だわ、絶対いやよ。
- 妻はおかえりすら言ってくれなくなった、彩鳳随鴉でさみしい。