著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

三界流転【さんがいるてん】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
三界流転

【読み方】
さんがいるてん

「三界」を「さんかい」、「流転」を「りゅうてん」と読み誤らない。
日本漢字能力検定
準2級

【意味】
いのちのあるものはすべて、前世、現世、来世の三世にわたって、生死を繰り返し迷い続けるということ。

【典拠・出典】

三界流転(さんがいるてん)の使い方

ともこ
私たちの魂は三界流転しているんですって。
健太
僕の前世はなんだったのかな?知りたいよね。
ともこ
私はきっとお姫様よ。健太くんはきっとそのお姫様を救いに来て、でもお姫様に振られる王子様ね。
健太
ひどいよ。現世とあまり変わらないじゃないか。

三界流転(さんがいるてん)の例文

  1. 僕の魂は三界流転しているので、来世はもっと格好よく生まれ変わるために、現世での行いをより良いものにしておこうと思う。
  2. 三界流転中の僕は、前世は秋田犬で、現世は人間、来世はきっと猫でしょう。
  3. 私はいつまで三界流転すれば仏様の御許にたどり着くことができるんでしょうか。
  4. 三界流転しているときの、前世の記憶が私に残っていたら、いろんな経験が出来てとても楽しそうだと思いました。
  5. 三界流転してきた私という存在は、いずれかのときにかわいいパンダだったこともあるかもしれません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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