【四字熟語】
前代未聞
【読み方】
ぜんだいみもん
【意味】
これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。
「未聞」を「未問」、「見聞」と書いたり、「みぶん」と読むのは誤り。
【語源・由来】
「前代」は現在よりも前の時代、過去。「未聞」は、まだ聞いたことがないという意味。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・空前絶後(くうぜんぜつご)
・未曾有(みぞう)
・記録的(きろくてき)
・歴史的(れきしてき)
前代未聞(ぜんだいみもん)の使い方
先生、花だんをメチャクチャにした犯人、わかったの?
ええ、まさかシカが入り込んだなんて前代未聞の出来事だったわ。
それでこの後花だんはどうなるの?
みんなでもう1度きれいに植えなおしましょう。健太くんも手伝ってね。
前代未聞(ぜんだいみもん)の例文
- それは前代未聞のことだった。
- その事故は前代未聞のことであり、すべての国民の耳目を驚かす結果となった。
- 議会開会前に内閣が崩壊するのは前代未聞のことだった。
- その青年が成し遂げたことは、単独旅行としても前代未聞のことであった。
- 被害者と加害者が同席という前代未聞の記者会見に、居合わせた誰もが驚きを隠せなかった。