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凄凄切切【せいせいせつせつ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
凄凄切切

【読み方】
せいせいせつせつ

【意味】
きわめてものさびしいこと。また、きわめてものすさまじいこと。

【語源・由来】
「凄切」はきわめてものさびしいさま。それを二語重ねて強調した四字句。

【典拠・出典】

凄凄切切(せいせいせつせつ)の使い方

健太
兄さんが、この春から一人暮らしを始めたんだけど、一人でご飯を食べていると凄凄切切だって言っていたよ。
ともこ
健太くんの家は、おじいちゃんおばあちゃんもいて、兄弟もたくさんの大家族ですもんね。
健太
静かなことになれていないんだよね。
ともこ
きっとすぐになれて、帰省した時には、なんてうるさい家なんだって思うくらいになるわよ。

凄凄切切(せいせいせつせつ)の例文

  1. あんなににぎやかだった商店街が、シャッター通りに変わっていて凄凄切切たる風景だった。
  2. 平日の遊園地は、凄凄切切としていて、人っ子一人いませんでした。
  3. 心から信頼できる友人や家族がいない、凄凄切切な人生だった。
  4. 晴れていればまた違っただろうに、今にも雨が降りそうな曇り空で凄凄切切、心が重くなる。
  5. 祭りのあとの静けさは、凄凄切切、胸にぽかんと穴が開いた気分になる。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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