著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

秋日荒涼【しゅうじつこうりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
秋日荒涼

【読み方】
しゅうじつこうりょう

【意味】
秋のものさびしい風景を表す語。

【語源・由来】
「秋日」は、秋の日。秋の季節。「荒涼」は、景色などの荒れはててものさびしいこと。

【典拠・出典】
岳鄂王墓

秋日荒涼(しゅうじつこうりょう)の使い方

健太
秋日荒涼とした景色を見ていると、アンニュイな気分になってくるね。
ともこ
そうね。でもこういう日こそいい一句が浮かんだりするのよ。
健太
なるほどー。アンニュイな気分を俳句にするんだね。おもしろそうだ。
ともこ
どっちが上手な句を作ることができるか、競争しましょう。

秋日荒涼(しゅうじつこうりょう)の例文

  1. 悩み多き健太くんは、秋日荒涼たる景色に、さらに悩みを深くした。
  2. 最悪な成績表をもらった日は普段の景色が、僕の心をうつすように秋日荒涼だった。
  3. 目の前の秋日荒涼たる風景には場違いな、陽気な音楽が聞こえてきた。
  4. 秋日荒涼な気持ちが沈みがちな日には、ハーブティーで心を落ち着かせるといいですよ。
  5. 秋が深まり、外は秋日荒涼、もうすぐ本格的な冬がやってくる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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