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哀哀父母【あいあいふぼ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

哀哀父母の意味(語源由来・出典・英語訳)

意味

【四字熟語】
哀哀父母

【読み方】
あいあいふぼ

【意味】
子を生み育ててくれた父母の苦労を悲しみ感謝すること。苦労を重ねた父母の死をいたんでその恩に報いることが出来なかったことを嘆いたもの。

四字熟語の博士
「哀哀父母」は、子どもを生んで育てるのに大変な苦労を積み重ねてくれた父母を表現する四字熟語だよ。
子どものことを思い、育てるために色々な大変さを乗り越えてきた父母のことを尊敬の意味を込めて表現しているんだ。
助手ねこ
それは、つまり、「子供を生んで育てるのに、えらい苦労をしてくれた親のこと」を言うんやな。
親は、子供のために、色んな困難を乗り越えてきたんや。
これは、「親の大変さと尊さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
詩の一行「哀哀たる父母、我を生みて劬労(くろう)せり」に由来する熟語です。

【典拠・出典】
詩経』「小雅・蓼莪」

【英語訳】
・mourning for death of one’s parents
・mourn the loss of one’s parents

哀哀父母(あいあいふぼ)の解説

カンタン!解説
解説

「哀哀父母」っていう言葉は、親が子どもを育てるためにどれだけ大変な思いをしてきたかを表すんだよ。それに加えて、親が亡くなったことや、親に恩返しができなかったという悲しみや後悔を表しているんだ。

「哀哀」っていうのは、とっても悲しみを感じている状態を指していて、これが二回続いているから、その悲しみがどれだけ深いかを強調しているんだよ。

「哀哀父母」とは、一生懸命働いて子供を育ててくれた親への感謝と、その親がもういないという悲しみを表現した言葉なんだ。だから、「哀哀たる父母」とも読むんだよ。

この言葉は、「詩経しきょう」っていう古い中国の詩集の中の「小雅しょうが蓼莪りくが」っていう部分からきていて、「哀哀たる父母、我を生みて劬労くろうす」という文が元になっているんだよ。これは、「とっても苦労して僕を育ててくれた親を思い、とても悲しい」という意味だね。

哀哀父母(あいあいふぼ)の使い方

健太
思い出しただけでも涙が出てくるよ。
ともこ
今日の映画は泣けたわね。
健太
主人公は立派になってから親に会いたかったんだね。
ともこ
間に合わなくてかわいそう・・・・・・哀哀父母の思いがラストシーンに溢れていたわ。

哀哀父母(あいあいふぼ)の例文

例文
  1. 哀哀父母の思いはあるものの、自堕落な生活から抜け出せない自分がいる。
  2. 哀哀父母の念から、思わず声を詰まらせた。
  3. 時すでに遅く、彼は哀哀父母の思いに打ちひしがれた。
  4. 哀哀父母の思いは誰しもあるものです。

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