遮二無二の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
遮二無二
【読み方】
しゃにむに
【意味】
一つのことをがむしゃらにすること。
一つのことに全力を注ぐこと。
ほかの事を考えないで、後先のことや周りのことは考えず、ただひたすらに、がむしゃらに、一途に物事を行うこと。
後のことなんて考えずに、思いついたらすぐ行動するんやな。
これは、「考えずに行動する勢い」を表してるんやで。
でも、ちゃんと考えてから行動したほうがええこともあるから気をつけな、ほんまに!
【語源由来】
「遮二」は二を断ち切るという意味で、「無二」は二がない意で前後の見通しも考えないで行うことの意味と言われています。
また「しゃりむり」(差理無理)の当て字という説もありますが、語源はあまり定かとはなっていません。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一心不乱(いっしんふらん)
・我武者羅(がむしゃら)
・猪突猛進(ちょとつもうしん)
・無二無三(むにむさん)
【英語訳】
・like mad
・like thunder
・like the devil
・like hell
・like crazy
・like sin
・like fury
・like anything
遮二無二(しゃにむに)の解説
「遮二無二」っていう言葉は、何も考えずにただ一つのことに集中してやり抜く様子を表すんだよ。
「遮二」は二つを切るって意味で、「無二」は二つがないって意味なんだ。つまり、目の前のことしか見てない、後先考えずに突き進むことを表すんだね。
これはちょっと難しいかもしれないけど、「目標へ遮二無二突進する」っていうと、目標に向かって何も考えずに一直線に突き進むっていう意味になるんだよ。例えば、運動会でリレーのアンカーがゴールに向かって全力で走る様子を想像してみて。それが「遮二無二」っていう感じだよ。
遮二無二(しゃにむに)の使い方
でも、何とか遮二無二でも頑張ろうと思っている!
遮二無二(しゃにむに)の例文
- 私達は目標へ遮二無二突進することだけを考えた。
- 岩を飛び越え、必死に走り、遮二無二その河童と思われる生き物を追いつづけました。
- 彼は遮二無二前の方に押し進め、仕事一貫、一切生活を省みることはしなかった。
- 同僚は遮二無二割り込み、ライバルを押しのけ見事受注につなげた。
- 準備は整った。あとは遮二無二ぶつかるのみであった。
後のことを気にせず、思いつきで行動するという様子を表しているんだ。