著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

紫電清霜【しでんせいそう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
紫電清霜

【読み方】
しでんせいそう

【意味】
容姿がすぐれて節操の固い形容。紫の電光のようにすぐれて光り輝き、清く白い霜のようにきりっとひきしまっていること。物事の様子や人物などについていう。

【語源・由来】
「紫電」は紫の光、いなずま、美しく輝く形容。「清霜」は清らかにきりっとひきしまったものの形容。

【典拠・出典】
王勃「滕王閣序」

紫電清霜(しでんせいそう)の使い方

健太
ともこちゃんは紫電清霜な女剣士だよね。ほれぼれするよ。
ともこ
茶化しに来ただけなら道場から出ていってよ。剣道の練習の気が散るわ。
健太
そうそう。今日はともこちゃんの紫電清霜の竹刀を見に来たんだよ。しばらく見学させてほしんだ。
ともこ
いいけど静かに見ていてね。

紫電清霜(しでんせいそう)の例文

  1. 紫電清霜の刀をもって、戦いに挑みました。
  2. おじいちゃんの愛蔵の刀はよく手入れがされていて、紫電清霜です。
  3. ともこちゃんは固く美しい刃を持つ刀のように、紫電清霜でとても魅力的な女性なんです。
  4. 健太くんは紫電清霜で、格好いいわりに浮ついたところが全くないんです。
  5. この刀は紫電清霜、有名な鍛冶師が作ったものといわれています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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