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耳提面命【じていめんめい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
耳提面命

【読み方】
じていめんめい

「耳を堤して面(まのあたり)に命ず」とも読む。

【意味】
懇切に教え諭すことのたとえ。耳に口を近づけ面と向かって教え諭すという意味。

【語源・由来】
「耳提」は耳を引っ張り上げることから。「面命」は目の当たりに命ずる。面と向かって教え諭す。

【典拠・出典】
詩経』「大雅・抑」

【類義語】
三令五申(さんれいごしん)
・耳提面訓(じていめんくん)
提耳面命(ていじめんめい)

耳提面命(じていめんめい)の使い方

ともこ
健太くん。どうしたの。丸々と太っているじゃないの。
健太
冬休み中にこたつに入ってずっとお餅を食べてたんだ。そうしたら僕がお餅みたいに膨れちゃった。えへへ。
ともこ
冬休み前にあれほど、規則正しい生活と運動の大切さを耳提面命したのに聞いていなかったの?
健太
聞いていたし、納得もしたんだけどお餅の誘惑には勝てなかったよ。

耳提面命(じていめんめい)の例文

  1. 他の先生は僕に手を焼いて、あきらめていったのに、あの先生だけは耳提面命を厭わず熱心に指導してくれた。
  2. 健太くんに耳提面命して、勉強の大切さを言い聞かせました。
  3. どれだけ耳提面命しても、本人にやる気がないとだめだよね。
  4. 生徒が心から納得するまで耳提面命しました。
  5. だめだと言っても子供は繰り返しやるので、なぜだめなのかを耳提面命しました。

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