四方八方【しほうはっぽう】の意味と使い方や例文（語源由来・英語訳）

四方八方の意味（語源由来・英語訳）

【四字熟語】
四方八方

【読み方】
しほうはっぽう

【意味】
ありとあらゆる方向のこと。
周囲あらゆる方面。
すべての方角。
あちこち。

「四方八方」という四字熟語は、周りの全ての方向、つまり、左右、上下、前後を含めたあらゆる方向を指しているんだよ。
まさに、どこを見てもその方向があるという状況を表しているんだ。

なるほど、それは「どこでも、すぐそこに」ってことやな。
お前の前にも、後ろにも、左にも、右にも、まさにどっちを向いてもそこにあるってことやな。
これは、「周り全体を見て考える」って大事さを教えてくれるんやな。

【語源由来】
「四方」は東、西、南、北の四方向、方角ことを意味します。
「八方」は四方にさらに四つ合わせた、東・西・南・北・北東・北西・南東・南西の八つの方角のことです。

【典拠・出典】
－

【英語訳】
all directions
motley
every direction
every quarter
in every direction
on every side
scatter to the four winds
throughout the length and breadth of

四方八方（しほうはっぽう）の解説

カンタン！解説

「四方八方」っていうのは、まるでコンパスみたいに、どの方向も含むって意味なんだよ。あちこち、どこでもってことだね。

「四方」というのは、東西南北の四つの方向を表していて、「八方」っていうのは、その東西南北に加えて、北東、北西、南東、南西の方向も含んでるんだ。だから、まさにすべての方向を含んでいるんだよ。

例えば、「うわさが四方八方に広がる」っていう時は、うわさがどの方向にも伝わって、あっちでもこっちでも話題になってる、っていう意味になるんだよ。

四方八方（しほうはっぽう）の使い方

うちの野球部は強くなるための施策として強化試合を次々行っているみたいよ。

うん、昨年地区大会で惜しくも負けてしまって、監督とコーチが強化に乗り出しているみたい。

近隣の野球部すべて、四方八方に強化試合をお願いして、相当な試合数になっているみたい。

今年の地区大会は期待できそうだね。

四方八方（しほうはっぽう）の例文

1. 彼は四方八方から追いつめられ、逃げ場がなくなった。
2. 伝書鳩を使って四方八方に連絡したが、いまだ誰からも助けはきていない。
3. うわさが四方八方に広がることで、評判が下がってしまった。
4. 四方八方に銃を乱射するような重大事件が多発した。
5. 四方八方逃げ回ったが、ついに逮捕となった。