古今無双の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
古今無双
【読み方】
ここんむそう
【意味】
昔から今に至るまでで比べられる人がいないほど優れているということ。
他に比べるものがないほど、すごい人やものを表すんやな。
これは、「一人前の他に匹敵するものがないすごさ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
古今無双の「古今」は昔から今まででという意味。「無双」は並ぶものがないということ。「双」は並ぶ、匹敵するという意味。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・国士無双(こくしむそう)
・天下無双(てんかむそう)
・海内無双(かいだいむそう)
・古今独歩(ここんどっぽ)
・古今無比(ここんむひ)
・古今無類(ここんむるい)
【英語訳】
as great something as ever lived
best something ever
unparalleled in history
彼こそが古今無双の戦士である。
He is the bravest soldier ever.
古今無双(ここんむそう)の解説
「古今無双」は四字熟語で、文字通りには、「古い時代から現代まで」(古今)、「並ぶ者がない」(無双)という意味になるんだ。これは、比類のない、類い稀な、とても優れた人物や物事を表現するために使われる言葉だよ。
「古今」は、「古い時代から現代まで」という意味で、時間的な広がりを示しているんだ。それに対して、「無双」は、「同じくらいのものや人が他に一つもない」という意味だよ。「双」は「二つ」や「ペア」を意味する言葉だから、「無双」は「二つ目がない」つまり「比べるものがない」っていう意味になるんだ。
例えば、「古今無双の豪傑」と言った場合、その「豪傑」は昔から今までの中で、他に並ぶものが一つもないほどに優れた人物、つまり他の誰もが及ばないほどすごい人物を指しているんだ。
これはたとえばスポーツ選手に使うと、「その選手は古今無双のスキルを持っている」ってことは、その選手の技術は昔から今まで誰もが認めるほど素晴らしい、と言っていることになるよ。
古今無双(ここんむそう)の使い方
古今無双(ここんむそう)の例文
- 宮本武蔵は若くして様々な剣豪と戦い続け、剣を極め五輪書を残した。彼は強いだけでなく、文武両道で古今無双の天才だ。
- 僕のおじいちゃんは若い時に戦争に行っている。そして、たくさんの人を助けたと言っていた。敵味方関係なく助け、国から賞をもらっていた。僕のおじいちゃんこそ古今無双の英雄だと思う。
- この試合こそ最高の試合だった!今まで試合を見ていて退屈することもあったが、今回の試合では常に緊張感が張り詰め一瞬も気をぬくことができなかった。古今無双の試合だった。
- 神話にはたくさんの英雄が出てくるが、ヘラクレスこそ古今無双の英雄だろう。
- 彼はテストでずっと1位で3年間やって来た。どこの大学でもいけるだろう。彼こそ古今無双の天才だ。
つまり、一人前の他に比較する相手が存在しないということだね。