針小棒大の意味(類義語・英語訳)
【四字熟語】
針小棒大
棒大を膨大と書くのは間違い。
【読み方】
しんしょうぼうだい
【意味】
針ほどの小さいものを、棒ほどの大きさに言う。物事を大げさに言うこと。
なるほどな。つまり、「ちっちゃなことを大げさに言う」ってことやな。
小さいことを大きく見せるように話すことやな。
これは、「大げさに話すことの注意点」を教えてくれる言葉やで。
小さいことを大きく見せるように話すことやな。
これは、「大げさに話すことの注意点」を教えてくれる言葉やで。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・大言壮語(たいげんそうご)
【英語訳】
exaggeration(名詞)
exaggerated(形容詞)
magnified(形容詞)
make a mountain out of a molehill.
magnify a needle to the proportions of a stick.
例文
危険を針小棒大に言うのは、パニックを引き起こす危険がある。
Exaggerate the peril is dangerous, because it causes a panic.
危険を針小棒大に言うのは、パニックを引き起こす危険がある。
Exaggerate the peril is dangerous, because it causes a panic.
針小棒大(しんしょうぼうだい)の解説
カンタン!解説
「針小棒大」っていうのは、ちっちゃなことをすごく大きく見せて話すことを表すんだよ。
ちょっとしたことを、大げさに誇張して表現することを指すんだね。
針ぐらいの小さいものを、棒ほどに大きく言うという意味だよ。
例えば、「針小棒大に言い触らす」っていうと、ちょっとしたことを大げさに話して、それが実際よりも大きな問題に見えるようにする、ということを表しているんだ。
ちょっとした出来事をドラマチックに話すときに使う言葉だね。
針小棒大(しんしょうぼうだい)の使い方
昨日、うちのお父さんが庭で植木鉢を足に落としちゃって大騒ぎだったのよ。
それは大変だ。お父さん怪我したの?
ちょっと腫れただけなんだけどね。土も入ってない小さな植木鉢なのに、まるでコンクリートの塊を落としたみたいに騒ぐのよ。骨が折れた足が潰れたって、針小棒大もいいとこだわ。
それはそれは。でも、大事にならなくて良かったじゃないか。
針小棒大(しんしょうぼうだい)の例文
- 週刊誌が記事を針小棒大に書き立てたせいで、多大な迷惑を被った。
- 彼の言うことは時として針小棒大だから、話半分に聞いた方がいいかもしれないよ。
- 小さな子供は針小棒大な作り話をすることがあるけれど、想像力が豊かなのだろう。
針小棒大の文学作品などの用例
- 少しでもその材料があれば針小棒大に書きたてるところなのだろうが、情けないくらいこの男は戦さは下手だったのではあるまいか。<永井路子・つわものの賦>
例えば、針のように小さなことを棒のように大きく説明することだよ。