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暗中模索【あんちゅうもさく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

暗中模索

暗中模索の意味(語源由来・出典・類義語・対義語)

意味

【四字熟語】
暗中模索

【読み方】
あんちゅうもさく

【意味】
手がかりもない中であれこれ試みること。試行錯誤。

「暗中」は暗闇の中。「模作」は手探りで物を探す意。
四字熟語の博士
「暗中模索」という四字熟語は、どうすべきか分からない状況で、試行錯誤しながら探し求めることを表しているんだよ。

暗闇の中で何かを手探りで探す、というイメージが込められているんだ。

助手ねこ
それはつまり、「わからんことでも、あれこれ試しながら探してみる」ってことやな。

暗闇の中で手を伸ばして何かを探すように、どうすればいいかわからへんときでも、手を動かして探し続けるんやな。これは、「迷ったときでも試行錯誤する大切さ」を教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
暗闇の中で物を手探りする様子から来ており、確信のない探究や作業をいう。
手掛かりのないまま、いろいろなことを試みる事。「暗中摸索」とも書く。

【典拠・出典】
隋唐嘉話』「中」

【類義語】
五里霧中(ごりむちゅう)

【対義語】
明明白白(めいめいはくはく)

【英語訳】
groping

grope in the dark.
gropeは手探りする、手探りで捜す、模作するの意味です。
英語例文
暗中模索する。grope blindly in the dark.

暗中模索(あんちゅうもさく)の解説

カンタン!解説
解説

「暗中模索」って四字熟語は、ヒントがない中で、色々試したり、探し求めたりすることを表しているんだよ。考えてみて、真っ暗な部屋で何かを探すとき、どこに何があるか分からないから手を伸ばしたり、足元を確認したりするよね。

それと同じで、分からないことや不確かなことに対して、手探りしながら進むことを「暗中模索」というんだ。この言葉は、昔の中国の本、『隋唐嘉話ずいとうかわ』から来ているんだよ。

暗中模索(あんちゅうもさく)の使い方

ともこ
自由研究のレポートがまだできあがらないの〜。
健太
暗中模索の状態もいいけれど、そろそろ結論ださないと提出できないのでは?
ともこ
新しい研究にしたから、どのようにまとめていいのか摸索している。
健太
頑張ってね。解決策をみつけて提出してね。

暗中模索(あんちゅうもさく)の例文

例文
  1. 政策でまとまりはないが、とりあえずこれからのことを暗中模索していくしかない。
  2. 医療の研究に対して熱心に暗中模索をして、研究しながらこれからの治療に訳に立てたい。
  3. 地震が発生し犠牲者もでたが、暗中模索のなか救急隊の必死の努力が生命を助けた。
  4. 自らを危機的状況に追いやりながらも、暗中模索しながら回りの人達を救助した。
  5. 自分だけいつも仲間ははずれになっている感じの事件説明に迫ろうと、暗中模索していた。
  6. 学問をするものにとって、若いころの暗中模索は決して無駄ではない。

暗中模索(あんちゅうもさく)の文学作品などの用例

  1. 依頼心というでもなく、ふと暗中模索する気もちが、ぼくを闇夜へ追い出していたのである。<吉川英治・忘れ残りの記>
  2. とりあえず手近な翻訳から始めて、暗中模索的に文学によって飯を食う方法を講じようとしてみた。〈辻潤・ふもれすく〉

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