【四字熟語】
獅子搏兎
【読み方】
ししはくと
【意味】
容易だと思われることでも、全力をあげて努めるべきだということ。手抜き・妥協・手加減をせず何事にも全力を尽くすこと。
【語源・由来】
「獅子」はライオンのこと。「搏兎」は兎を捕らえること。ライオンは兎のような弱いものを捕らえる時にも、全力を出すということから。
【典拠・出典】
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獅子搏兎(ししはくと)の使い方
健太くん。ここの足し算を間違えているわよ。
ああ。足し算だから間違えるわけないって思ってしまったよ。
簡単だからって油断しないで。獅子搏兎というでしょう。最初の足し算を間違えると、その後の計算がすべて狂ってくるのよ。
そうだよね。気を付けて計算します。
獅子搏兎(ししはくと)の例文
- 簡単な仕事だからと手を抜かず、獅子搏兎しなくてはいけません。
- どんな仕事も、獅子搏兎というように、全力で取り組ませていただきます。
- 獅子搏兎で取り組まないと、うっかりミスのせいで不合格になることもありますよ。
- 単純作業でも獅子搏兎しないと、大きな失敗につながります。
- 仕事を馬鹿にして獅子搏兎しないから、あんパンとクリームパンの中身を間違えて詰めるなんてミスを犯すんだよ。