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枝葉末節【しようまっせつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

枝葉末節

枝葉末節の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
枝葉末節

【読み方】
しようまっせつ

【意味】
物事の本質から外れたささいな部分。

四字熟語の博士
「枝葉末節」という四字熟語は、本質的にはそれほど重要でない、些細なことを指すんだよ。
木の幹から遠く離れた小さな枝葉や、木材の端にある節といった部分を考えてみて。
それらは全体を見た時にはあまり重要ではないよね。
助手ねこ
そうか、それは「ちょっとしたことや、大したことないこと」を意味するんやな。
木を見てるときに、一番目立つのは太い幹や大きな枝やなくて、ちょっとした枝葉や木の端っこやな。
これは、「大事なことは大事なこと、つまらないことはつまらないこと」と分けて考えるって教えてくれるんやな。

【語源由来】
「枝葉」は枝と葉。えだは。転じて主要でない部分。
「末節」は本質的でない些細な事柄。末事。

【典拠・出典】

【類義語】
・枝葉末端(しようまったん)

【英語訳】
minor details
unessentials
unimportant details

例文
He is particular about unimportant details.
彼は枝葉末節にやたらと拘る。

枝葉末節(しようまっせつ)の解説

カンタン!解説
解説

「枝葉末節」っていうのは、全体の中で大事じゃない部分や、ちっぽけな部分のことを指す言葉だよ。
つまり、大事なことからちょっと外れて、些細なことについて話すときに使うんだ。

「枝葉」っていうのは、木の枝と葉のことで、大事な部分を表す木の幹と対比して、それほど大事じゃない部分を表しているんだよ。
「末節」は木の一番先端の節のことで、ここも同じく、大事な部分とは違って、さほど重要じゃない部分を指しているんだ。

だから、「枝葉末節にとらわれて大局を見失う」って言うと、小さなことに気を取られて、大切な全体のことを見落としてしまう、って意味になるんだよ。

枝葉末節(しようまっせつ)の使い方

健太
ねえねえ持ち物のことだけどさ、当然お菓子も持ってくよね。一人いくらまでって決めとく?
ともこ
あのね、話をそらさないでくれるかな、そんなどーでもいい枝葉末節な話は後でいいの。今は荷物の分担の話をしてるんでしょ。誰がどの荷物を用意するのかを決めなくちゃならないんだから。
健太
ごめんごめん、ちょっと気になっちゃって。でもさ、やっぱりお菓子は一人300円までだよね。
ともこ
ちょっと!私の言ってることちゃんと聞いてる?

枝葉末節(しようまっせつ)の例文

例文
  1. 議員の女性問題がどうのこうのと、そんな枝葉末節な話は正直どうでもいいんだ。国会が本当に討議しなくてはならないのは、国民のために国をどう動かしていくのかと言うことなんじゃないのか。
  2. うちの母親もだいぶ歳をとってきてね、なんだか会話が噛み合わなくて疲れるんだよ。同じ話を何度も繰り返したかと思ったら、いきなり本筋から逸れて枝葉末節なことを言い始めたりするんだ。
  3. 君の発言は議題とはかけ離れた枝葉末節な話だ。わざわざ今ここで言うことではないだろう?ただ目立ちたいがだけで発言するのは、会議の妨げになるのでやめなさい。
  4. 確かに本筋を抑えるのは大事なんだが、無駄と思われがちな枝葉末節なところにも新しい発想のヒントが隠されていることがあるからね。時には脱線してみるのもいいかもしれないよ。

枝葉末節の文学作品などの用例

  1. 自分は赤と青の鉛筆で、あれが書いた神話と歴史のうち本筋と枝葉末節とを区分けしてみたが、考えてみればそのようなことはあれになにひとつ反省させはすまい。<大江健三郎・同時代ゲーム>

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