著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

水火無情【すいかむじょう】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
水火無情

【読み方】
すいかむじょう

【意味】
洪水や火災は人に容赦ない被害を与えるということ。洪水や火災にはなさけはないという意味で、天災の恐ろしさをいう語。

「水火」は、水と火、洪水と火災のこと。「無情」は、なさけ心のないこと。情愛のないこと。

【典拠・出典】

水火無情(すいかむじょう)の使い方

健太
最近のニュースを見ていると、水火無情だなって思うよね。
ともこ
そうね。多数の被害者が出る水害が多いわよね。
健太
明日は我が身だと思って備えておく必要があるよね。
ともこ
気持も避難用の備蓄も備えが肝心よね。

水火無情(すいかむじょう)の例文

  1. 土砂災害の現場を見て、水火無情を感じた。
  2. 森林火災で焼け出されたコアラの姿が痛々しく、水火無情だと思った。
  3. 水火無情という言葉では、津波の恐怖は言い表せない程の凄まじさだった。
  4. 水火無情というが、一瞬ですべてが呑み込まれた。
  5. ゲリラ豪雨で水害が起き、未だ数十名の人が発見されていない、水火無情だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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