著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

水落石出【すいらくせきしゅつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
水落石出

【読み方】
すいらくせきしゅつ

「水落ちて石出づ」とも読む。

【意味】
物事の隠れていた真相が明らかになること。

【語源・由来】
水面の高さが低くなることで、普段は水面下にある川底の石が出てくるという意味から。

【典拠・出典】
蘇軾「後赤壁腑」

水落石出(すいらくせきしゅつ)の使い方

ともこ
ずっと健太くんを信じていたのに。
健太
ごめんね。
ともこ
水落石出の結果、この花瓶を壊したのは、猫のミケじゃなく、健太くんが犯人だったなんて。
健太
まさか証拠が出てくるとは思わなかったよー。

水落石出(すいらくせきしゅつ)の例文

  1. 未解決事件が、ともこちゃんの手で次々と水落石出となっている。
  2. 水落石出の結果、健太くんは冤罪だったことが判明した。
  3. もうすぐ時効なので、一日も早く水落石出となることを望みます。
  4. ともこちゃんの地道な捜査で、水落石出の結果、犯人は意外な人であることが明らかになった。
  5. 犯人の遺留品が見つかり、水落石出となって事件は解決した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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