【四字熟語】
春蚓秋蛇
【読み方】
しゅんいんしゅうだ
【意味】
春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。
【典拠・出典】
「晋書」王羲之伝
春蚓秋蛇(しゅんいんしゅうだ)の使い方
ともこちゃん。手紙は読んでくれた?
健太くん。もらった手紙なんだけど、春蚓秋蛇でとても読めたものじゃないわ。
心を込めて、一晩かかって書いたのにまだ読んでいないの?
本当に日本語なのって疑いたくなるくらい汚い文字なんだもの。
春蚓秋蛇(しゅんいんしゅうだ)の例文
- 議員の発言を急いでメモしたのだけれども、春蚓秋蛇で何が書いてあるのか自分でも読めなかった。
- 僕のノートの文字が、春蚓秋蛇だから習字教室に通いなさいって母さんが言うんだ。
- 姿勢を正したら、春蚓秋蛇だった私の文字が魔法のようにきれいになりました。
- 私は、春蚓秋蛇、自分の文字に自信がないので、もっぱら手紙ではなくメールで済ませます。
- 先生の原稿の文字は、春蚓秋蛇で象形文字のように見えて私には読めないけれども、先生自身には判読可能らしいです。