著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

駿足長阪【しゅんそくちょうはん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
駿足長阪

「駿足長坂」とも書く。

【読み方】
しゅんそくちょうはん

【意味】
すぐれた人物が、困難を恐れずに自分の才能を試してみたいと思うこと。

【語源・由来】
陸厥の文より。「駿足」は足の速いすぐれた馬のこと。「長阪」は長い坂道という意味。駿馬は険しい長い坂を走りたいと思うということから。

【典拠・出典】
陸厥「奉答内兄希叔」

駿足長阪(しゅんそくちょうはん)の使い方

健太
僕の空手の先生が、強者を求めて海外に行くことになったんだ。
ともこ
駿足長阪を思う、先生のもっと強い人と戦いたいって気持ちは分かるわ。
健太
僕も先生の気持ちはわかるけれども、僕たち生徒を放り出していってほしくなかったんだよ。
ともこ
そうね。でもきっと、さらに強くなって帰ってくるわよ。楽しみに待ちましょうよ。

駿足長阪(しゅんそくちょうはん)の例文

  1. 今の職場にいれば安定した生活を送ることができるけれども、駿足長阪を思う、僕は独立して自分の力を試したい。
  2. 駿足長阪、そんなに強い相手と戦いたいなら、インターネットで世界中の人と対戦することができるから試してごらん。
  3. 健太くんは、駿足長阪、自分の才能を試すために世界に羽ばたきたいと思っています。
  4. 駿足長阪、困難が生じるとともこちゃんはうれしそうににんまり笑うんです。
  5. ピンチはチャンス、駿足長阪、自分の力を試すいい機会だと思っています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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