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落筆点蠅【らくひつてんよう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
落筆点蠅

「落筆、蠅を点ず」とも読む。

【読み方】
らくひつてんよう

【意味】
過ちをうまくとりつくろうこと。誤って筆を落としてついた汚れをうまく蠅にえがく意。

【語源・由来】
中国三国時代、呉の画家曹不興が孫権の命で描いたとき、誤って筆を落として汚れをつけたが、巧みにつくろって蠅に描き変えてしまった故事から。

【典拠・出典】
三国志』「呉志・趙達伝・注」

落筆点蠅(らくひつてんよう)の使い方

健太
うわー。このアップルパイおいしいー。なんだこれ。
ともこ
これはアップルパイじゃないのよ。タルト・タタンっていうのよ。
健太
へえ。ちがう食べ物なんだね。
ともこ
アップルパイを作っているときに失敗して、落筆点蠅したのがこのケーキよ。失敗作とは思えないわよね。

落筆点蠅(らくひつてんよう)の例文

  1. 失敗した黒い線を白い絵の具でごまかしたら、この陰の感じがいいねとほめられ、落筆点蠅に成功しました。
  2. カニカマは、人工クラゲを作ろうとして落筆点蠅した結果できたものです。
  3. 落筆点蠅というように、失敗から生まれる傑作もあるんだから、失敗を恐れてはいけません。
  4. ともこちゃんは、落筆点蠅して、ピンチをチャンスに変えて出世してきました。
  5. ポストイットは落筆点蠅して生まれたヒット商品、失敗してもあきらめないことが大事だよね。

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