【四字熟語】
大器小用
【読み方】
たいきしょうよう
【意味】
すぐれた才をもった人を使いこなせないたとえ。また、人材の用い方が不当なたとえ。大きい器を小さなことに使うという意味。大人物につまらない小さな仕事をさせること。
【典拠・出典】
『後漢書』「辺譲伝」
【類義語】
・大材小用(たいざいしょうよう)
・大才小用(たいさいしょうよう)
【対義語】
・適材適所(てきざいてきしょ)
大器小用(たいきしょうよう)の使い方
ともこちゃんほどの人が生徒会長ではなく、保健係だなんて大器小用だよね。
保健係もやりがいがあるのよ。
でも、もったいないよ。ともこちゃんが生徒会長なら、この学校はもっと良くなるよ。
そうやって健太くんが認めてくれるだけで私は十分よ。
大器小用(たいきしょうよう)の例文
- 彼をスタメンに起用しない上に、雑用係をさせるなんて大器小用、監督には何か考えがあるのだろうか。
- スーパーコンピューターにこんな計算をさせるなんて大器小用です。
- 優秀なともこちゃんを閑職に追いやるなんて大器小用、もったいない。
- 大器小用ということにならないよう、人事はしっかり行われなければいけません。
- ともこちゃんみたいに華のある人が村人その一だなんて大器小用、主演女優がいいんじゃないかな。