張本人【ちょうほんにん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
張本人

【読み方】
ちょうほんにん

【意味】
悪事をくわだてる かしら。事件を起こした者。発頭人(ホットウニン)。

【語源由来】
張本人の「張」の「物の表面を覆うように広がる・張り巡らす」という意味から「催す・設ける」との意味に転じ、物事の原因となった人に対しても使うようになり「張本人」と言うようになった。

【類義語】
首謀者・親玉・黒幕・


張本人(ちょうほんにん)の使い方

健太
ともこちゃん。最近家の前にゴミが散らかっててお母さんが困ってるんだけど、何か知らない?
ともこ
あら、もしかして空き缶とか自転車の反射板だったりしない?
健太
そうなんだよ!!えっ…。もしかしてともこちゃんの仕業なの…。
ともこ
やめてちょうだいよ!!あのね、他のお宅でもそういうことがあって近所で話題になってたの。調べたらカラスのいたずらだったのよ。張本人はカラスよ!私じゃないわよ!!

張本人(ちょうほんにん)の例文

  1. 謹慎処分を何人も出した今回の騒動の張本人はあの転校生だともっぱらの噂だ。
  2. この事件の張本人は他にいると睨んでいる。
  3. その失敗の張本人はあなただというのに、私に文句を言うのはおかしいよ。
  4. いまや輝かしい名誉を手に入れた私をこの業界に引き入れた張本人の彼にはいくら感謝しても足りない。
  5. 留守中に部屋を散らかした張本人は愛犬なのだが、いつも可愛さに負けて叱ることが出来ない。
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