猪口才【ちょこざい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
猪口才

【読み方】
ちょこざい

【意味】
こざかしいこと。なまいき。「―なやつ」

【語源由来】
猪口才の「ちょこ」は「ちょっとした」。「才」は「才能」の意味があり、それらの組み合わせで「ちょっとした才能」というのが原義となります。これは、ちょっと才能があるからとそれを振りかざすと『利口ぶって生意気だ』と取られ、そのような相手を卑しめることばとして用いられるようになりました。

【類義語】
おこがましい・僭越・生意気・小ざかしい


猪口才(ちょこざい)の使い方

健太
最近おばあちゃんと時代劇を一緒に見てるんだけど、昔のことばって面白いね。
ともこ
そうね。この時代から使われていたことばなのかー、って発見もあるしね。
健太
僕、「猪口才なっ!」ってことばが気に入って空手で使うんだけど、先生に「お前が言うな!」って言われちゃった。
ともこ
ふふふ。健太くんがまだまだ猪口才なやつだもんね。

猪口才(ちょこざい)の例文

  1. ホームアローンという映画を一緒に見た祖父が「猪口才な小僧め」と楽しく笑っていたのを思い出した。
  2. 彼は新人のくせに猪口才な態度をとったせいで入社早々 先輩方からの圧が強くなった。
  3. はなたれ小僧のくせに猪口才なことを言って大人を困らせるんじゃないよ。
  4. 人の顔の前でちょろちょろと猪口才な虫め。
  5. あいつはふざけた奴だが礼儀を知ってるので猪口才な真似は決してするまいよ。
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