【三字熟語】
醍醐味
【読み方】
だいごみ
【意味】
(醍醐=牛乳などから精製した、ひじょうにうまいしる)ものごとの本当のおもしろみ。妙味(ミョウミ)。「―をあじわう」
【語源由来】
仏教用語の一つ。醍醐とは、牛や羊の乳から作られた甘い汁のことで、この精製のようすから「本当の面白さ・真髄」という意味を「醍醐味」として用いられた。
【類義語】
興・味・趣・持ち味・真髄
醍醐味(だいごみ)の使い方
ともこちゃん。読書の何がおもしろい?
えー!それはお話の起承転結でワクワクしたり、いろんな感情を味わえることじゃない?
それじゃあ、僕は楽しい話だけでいいかな。悲しい話なんて読んだらいつまでも落ち込んでそうだよ。
それもいいんじゃないかしら?感情を刺激されることが読書の醍醐味ですもの。
醍醐味(だいごみ)の例文
- 彼の無粋な一言でこの遊びの醍醐味が失われてしまった。
- 作曲の醍醐味はアレンジすることにあるらしい。
- 喜怒哀楽は人生の醍醐味である。
- 釣りは釣果ではなく、糸を垂らすこの時間が醍醐味なのだ。
- 一人旅の醍醐味は誰にも気兼ねしないで飲むビールである。