太鼓判【たいこばん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
太鼓判

【読み方】
たいこばん

【意味】
大きなはん。太鼓判を押す➡じゅうぶんに保証する。「りっぱな人物であることは、わたしが―」

【語源由来】
現在の山梨県笛吹市で江戸時代以前に作られた一分金の金貨が由来とされています。この金貨の縁取りは太鼓の皮留めのような装飾があり、これが「太鼓判」と呼ばれていました。この金の価値を保証するために装飾されたため、現在では、価値を保証するためにこのことばが用いられるようになりました。

【類義語】
極印・保証・間違いない


太鼓判(たいこばん)の使い方

健太
今度のテスト良い点とれるかなぁ?
ともこ
珍しく頑張って勉強したものね。
健太
そうだよ、ともこちゃんにもたくさん教えてもらったのに、また点数が悪かったら申し訳ないよ…。
ともこ
大丈夫よ!側で見てたから!今回は史上最高に良い点数よ!私が太鼓判を押してあげる!

太鼓判(たいこばん)の例文

  1. 彼が太鼓判を押す人間は総じて人格者ばかりだ。
  2. 銀行の融資を受ける際に「彼女の太鼓判がなければお断りしていました」と言われ彼女の偉大さが身に染みた。
  3. 彼となら良い家庭を築けるでしょうとの母の太鼓判があったから今まで暮らしてこれた。
  4. 「この料理にはやっぱりネギより大葉が合う」と、料理人の彼が太鼓判を押した。
  5. 祖父が太鼓判を押した人物が財産を持ち逃げしてしまい仰天した。
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