大納言【だいなごん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
大納言

【読み方】
だいなごん

【意味】
太政(ダイジョウ)官の次官。アズキの品種の一つ。つぶが大きく、色がこい。

【語源由来】
大納言という品種のアズキと昔の役職から由来されます。大納言というアズキは一般のアズキよりも大粒で煮ても皮が破れにくい性質から切腹をイメージされる腹切れがおこりにくいことから、昔の官位の「大納言」と名付けられました。これは大納言の官位は切腹の習慣がないことからでした。また、アズキの形が大納言の烏帽子に似ていることから、という説もあります。

【類義語】
おおいものもうすつかさ・亜相・亜槐


大納言(だいなごん)の使い方

健太
昔の人って話すのも大変そうだよね。
ともこ
どういうこと?
健太
だって、大納言って「おおいものもうすつかさ」って呼んでたんでしょ?呼びかけ一つでも「おおいものもうすつかさともこちゃん、おはよう」とかさ。
ともこ
何だか落語の寿限無みたいよね。

大納言(だいなごん)の例文

  1. 大納言を今の役職に正すと主要省庁の大臣がそれにあたる。
  2. 源延光は枇杷大納言とも呼ばれた。
  3. 大河ドラマに出ていたのはあの宇治大納言の源隆国か。
  4. 祖母は大納言であんこを作るので食べ応えがあり私の好物である。
  5. 幼いころ大納言とは役職の名前であると知らなかったので、歴史ドラマを見るたびに同じ名前の人が多すぎると思っていた。
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