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独壇場【どくせんじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
独壇場

【読み方】
どくせんじょう

【意味】
自分だけが活動する場所。ひとりぶたい。「この分野は彼(カレ)の―だ」

【語源由来】
表記に関して、正しくは「独擅場」と書き「どくせんじょう」と読んだが、「擅」を「壇」と誤り、本来の意味と演壇などの意味が含まれたため誤用の表記で定着した。元の独擅場の「擅」には、思い通りにするという意味があることから由来される。

【類義語】
一人天下・独擅場・独り舞台・単騎


独壇場(どくせんじょう)の使い方

健太
ともこちゃん、何だか沈んでない?何かあったの?

ともこ
…緊張してるのよ。ひょんなことから先生に来月開かれるディベート大会に推薦されて…勢いでオッケーしちゃったの。

健太
ディベート大会?…討論会か!!なんだ、それならともこちゃんの独壇場じゃないか!胸を張って行っておいでよ!!

ともこ
…私、そんなに弁が立つ?

独壇場(どくせんじょう)の例文

  1. 天体の単元に入ると理科の時間は空好きなA君の独壇場になった。
  2. この小説投稿サイトは今までB氏の独壇場であったが、新たにC氏の名が見え始めた。
  3. この法廷は法曹界の寵児と呼ばれた彼の独壇場であったが針の穴ほどの疑義をすかさず検事に衝かれてしまった。
  4. 今日の会議はこの分野で名実ともに優れた彼女の独壇場だけあって微細に渡った見解は見ものであった。
  5. 彼女たちのコンビのワルツは麗しく右に出る者はなく今夜もやはり彼女らの独壇場となった。
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