【三字熟語】
丼勘定
【読み方】
どんぶりかんじょう
【意味】
収入と支出をはっきり区別しないで、いいかげんにおこなう勘定。
【語源由来】
江戸時代の職人が腰につけた財布代わりの物入れを「どんぶり」と呼んだことに由来されるようです。その「どんぶり」に手を突っ込んで確認もせずに支払いをした様子から、大雑把な銭勘定を『丼勘定』と言われました。
【類義語】
ザル勘定・放漫財政
丼勘定(どんぶりかんじょう)の使い方
健太くんはお小遣い帳ってつけてる?
うん。お母さんに毎日見せてるよ。そうしないとお小遣いをもらえないからね。
あら、意外。健太くんは丼勘定だと思ってたわ。同志だと思っていたのに…。
意外なのはこっちの台詞だよ。ともこちゃんにそんな欠点があっただなんて…。これから買い物するときは僕がついていくからね!
丼勘定(どんぶりかんじょう)の例文
- うちの妻は丼勘定な性格で家計を任せることが不安で仕方がない。
- 祖父は丼勘定であったが、しまり屋の祖母のおかげで火の車になることがなかったのだ。
- 丼勘定を気風の良さとしているが、節約家の私はそれを許さない。
- 兄は丼勘定な性格で、周りの「大物になれる」との皮肉にさえ良い気になっている。
- 小さなころからお金の大切さを教え込まないと丼勘定な性格にでもなってしまったら困る。