著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

土壇場【どたんば】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
土壇場

【読み方】
どたんば

【意味】
① 近世に首切りの刑を行うため、土を盛って作った壇。また、その刑場。② 転じて、物事が決まる直前の、切羽詰まった最後の場面。進退に困り、重大な決断を迫られる局面。「土壇場に立たされる」「土壇場で逆転する」のように使います。

三字熟語の博士
「土壇場」は、もともと刑を行うための土の壇のこと。今は、大事な決着が迫った最後の場面を表すんだ。
助手ねこ
試合の残り時間がわずかなところで追いつくなんて、まさに土壇場の展開だニャ!

【語源・由来】
「土壇」は、土を盛って作った壇のことで、近世には斬首刑を行う場所を指す場合がありました。その「土壇場」が、逃れにくい最後の場面を表すようになり、現在では物事の決着が迫った局面に広く使われます。

【類義語】
瀬戸際、正念場、切羽詰まった場面、窮地(②に近い表現)。「終幕」は物事の終わりを指すだけで、切迫した状況を必ずしも意味しません。


土壇場(どたんば)の使い方

健太
ともこちゃん、試合は残り1分なのに、まだ1点負けているんだ!

ともこ
まさに土壇場ね。最後まであきらめずに応援しましょう。

健太
あっ、同点になった! もう一度攻められるぞ!

ともこ
最後の最後に追いついたわね!

土壇場(どたんば)の例文

  1. 試合終了間際の土壇場で、選手が同点ゴールを決めた。
  2. 契約を結ぶ土壇場になって、重要な問題が見つかった。
  3. 彼女は土壇場でも落ち着いて判断し、難しい局面を乗り切った。
  4. 決勝戦の土壇場で逆転され、観客は息をのんだ。
  5. 昔の資料には、刑を行う土の壇を土壇場と呼ぶ例がある。
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