平常心【へいじょうしん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
平常心

【読み方】
へいじょうしん

【意味】
ふだんと変わらないで行動できる、おちついた心。

【語源由来】
「平常」・いつもの状態。ふだんと変わらない状態。
「心」 ・こころ。精神。
これらから、「平常心」と表します。

禅で用いる語でも意味があり、こちらは「びょうじょうしん」と読み、さらに「平常心是道・びょうじんしんこれどう」という、日常で感じる心のあり方こそ悟りだという教えがあるそうです。

【類義語】
冷静・泰然自若


平常心(へいじょうしん)の使い方

ともこ
健太くん、そろそろ今年も大きな大会が始まるわね。
健太
そうなんだよ。毎日のトレーニングにも気合が入るよ。
ともこ
フィジカルはもちろんだけどメンタルも鍛えておかなくちゃね。本番でも平常心でいられるように瞑想でもする?
健太
ともこちゃん考え方が古いねぇ~。緊張感とリラックスをうまくバランスをとってこその平常心なんだよねー。方法は知らないけどねー。

平常心(へいじょうしん)の例文

  1. 弟が危篤だと聞いて母は平常心を失った。
  2. あがり症の私は平常心を心がけている。
  3. 集団パニックを起こしたクラスの生徒たちはいまだに平常心が戻らないそうだ。
  4. 推しに会えることについ平常心を失ってしまった。
  5. 相手選手をわざと緊張させて平常心を失わせる作戦がばれてコーチに怒られた。
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