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本調子【ほんちょうし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
本調子

【読み方】
ほんちょうし

【意味】
1 三味線の最も基本的な調弦法。第1弦と第2弦の間が完全4度、第2弦と第3弦の間が完全5度、第1弦と第3弦の間が完全8度をなすもの。また、それで演奏される調子。
2 本来の調子。本当の調子。また、物事がうまく運ぶこと。

【語源・由来】
「本調子」は、本来、三味線の最も基本的な調弦法をいう。「調子」は、物事の動きのほどあい、ぐあいのこと。他の調弦から本調子に戻ることを「ナオス、ナオル」といい、ここから、ぐあいがなおる、物事がうまく運ぶという意味になったと考えられる。

【類義語】
調子が戻る、調子を取り戻す、本調子になる、調子が元に戻る、本来の調子になる、本来の調子を取り戻す、コンディションを取り戻す、コンディションが元に戻る


本調子(ほんちょうし)の使い方

ともこ
健太くん。けがをした右手の調子はどう?

健太
本調子とは言えないな。

ともこ
空手の大会までに治るといいわね。

健太
そうだね。

本調子(ほんちょうし)の例文

  1. 健太くんの動きを見ていると、まだまだ本調子じゃないようだ。
  2. 足が本調子ではないともこちゃんは、無理をせずタクシーを使うことにしました。
  3. 入院していた健太くんが本調子に戻るにはまだしばらくかかるでしょう。
  4. ともこちゃんは顔色が悪く、本調子ではないことが見て取れた。
  5. しっかり静養した健太くんは、本調子に近い状態にまで回復した。
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