【三字熟語】
不見転
【読み方】
みずてん
【意味】
① 花札で、手持ちの札や場の状況を十分に考えず、手当たり次第に札を出すこと。転じて、② 後先の見通しを立てず、むやみに物事を行うこと。③ 古くは、芸者などが金銭次第で客を選ばずに身をまかせることや、そのような芸者を指した用法もあります。

「不見転」は、後先をよく考えず、むやみに行動することだよ。花札で場の様子を見ずに札を出すことから生まれたとされる言葉なんだ。

ニャルほど! オラも何か始める前に、必要なものや結果を考えてみるニャ。
【語源・由来】
もとは花札で、場の状況や持ち札を考えずに札を出すことをいう言葉で、そこから後先を考えずに行動する意味が生まれたとされます。芸者などを指す古い用法には、「転」の字音を掛けたという説明もあります。
【類義語】
後先を考えない、無鉄砲、向こう見ず、見境なく(②の意味で近い表現)。「無作為」は偶然に任せ、意図的な選別をしないことで、軽率に行動する「不見転」とは異なります。
不見転(みずてん)の使い方

ともこちゃん、文化祭の出し物が決まる前に、紙コップをたくさん買っちゃった!

いくつ必要かも考えずに? それは少し不見転だったわね。

うん……。紙コップでお城が作れそうなくらいあるよ。

まず何個必要なのか数えてみましょう。余った分の使い道も考えられるわ。
不見転(みずてん)の例文
- 準備をせず不見転に事業を始めると、困ることが多い。
- 彼はよく考えず不見転に引っ越し先を決め、後で通勤に苦労した。
- 見通しも立てずに不見転な買い物をするのは避けたい。
- 計画を確認せず不見転に進めたため、必要な道具が足りなくなった。
- その小説では、主人公の不見転な行動が騒動のきっかけとなる。











