不手際【ふてぎわ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不手際

【読み方】
ふてぎわ

【意味】
てぎわが悪いこと。ふでき。「―をわびる」

【語源由来】
物事を処理するしかたや要領がたくみであるようす。という意味の「手際」に、それを打ち消す「不」を用いて表しました。

【類義語】
不始末・落度・粗相


不手際(ふてぎわ)の使い方

ともこ
あー、悔しいわ。私の不手際で毎年開催されるお話の会の会場が押さえられなかった。みんな楽しみにしていたのに…。
健太
ともこちゃん。そんなに泣かないで。もう謝ったんだからいいじゃない。みんなも自粛時期だからすぐに諦めもつくよ。
ともこ
ありがとう、健太くん。それでも私、申し訳なくって。いま人気の本を朗読したの。この音源をみんなに配ろうかと思うんだけどどうかしら?
健太
えええ…。そこまではしなくてもいいんじゃないかなぁ。

不手際(ふてぎわ)の例文

  1. このところ部下の不手際で謝罪行脚の日々だ。
  2. 取引先の広告に間違いが見つかり不手際を指摘された。
  3. 部長からは不手際をしたからといってまごつかず一刻も早いお詫びをと教育されている。
  4. お客様からの問い合わせ内容はこちらの不手際のもので完全にこちらのミスである。
  5. 製造工程に不手際が見つかったが幸い早期であったので改善の余地があった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク