【三字熟語】
両成敗
【読み方】
りょうせいばい
【意味】
事情のいかんを問わず、事を起こした両方を罰すること。
【語源・由来】
「成敗」は、善を成し悪を取るの意から、さばくこと、こらしめること、処罰。このことから、両方を処罰するという意味になった。
【類義語】
正反対、真逆
両成敗(りょうせいばい)の使い方
あんな奴許せない。仕返ししてやる。
健太くん。喧嘩になったら、理由がどうであれ両成敗にされてしまうわよ。
でも、ともこちゃんのことを不細工って言ったんだよ。
成敗しておやりなさい。
両成敗(りょうせいばい)の例文
- 喧嘩をした健太くんも後輩も、喧嘩両成敗で、謹慎処分になった。
- 兄弟喧嘩をすると、必ず、兄である僕のせいになるから、せめて両成敗にしてほしい。
- 忠臣蔵の赤穂事件では、両成敗にという意見があったにも関わらず、そうはならなかった。
- 両成敗とはいえ、家格で、処罰の内容が変わった。
- 健太くんは、試合中に足を蹴られたことに激怒し、乱闘となった後、両成敗にされてしまった。