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茶飯事【さはんじ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
茶飯事

【読み方】
さはんじ

【意味】
(茶飯=食事)ふだんの生活。「-のくり返し」いつもあること。「けんかは―だ」

【語源由来】
はじめは「家常茶飯事」という仏教のことばでした。「家常」とは常に家にある、あって当たり前のことを言いました。それは、茶を飲みご飯を食べる生きていくうえで当たり前のことです。のちに「家常=日常」と変わり「日常茶飯事」と言われるようになりました。また、俳人・高浜虚子の造語で、俳誌『ホトトギス』の基本理念の一つであるとも言われています。

【類義語】
日常茶飯事・ワンパターン・パターン通り・見慣れた・ありがち・通りいっぺん


茶飯事(さはんじ)の使い方

健太
はあぁーーー…

ともこ
健太くん、また怒られたの?今度は何したの?

健太
怒られて、落ち込んで、ともこちゃんになぐさめられ、または一層怒られて、僕は一人じゃないな。って思えて元気になる。これが僕の日常茶飯事だね!!

ともこ
何言ってるの……。とりあえず、元気になったんだったら良かったわ……。

茶飯事(さはんじ)の例文

  1. 校門に立って挨拶する小学生たちの姿は茶飯事で私のビタミン剤にもなっている。
  2. 満たされた国かなと思っていたのに、この地域の不衛生で貧困な現状が日常茶飯事だと聞いて愕然とする。
  3. 私は忙しいのだから突発的なトラブル以外は茶飯事なのだから各々で処理するように。
  4. この角を曲がるとあの家の犬に吠えられるのは日常茶飯事なのだ。
  5. 下級生へのいびりが日常茶飯事なこの部を一掃してやれるのは彼しかいない。
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