五月雨【さみだれ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
五月雨

【読み方】
さみだれ

【意味】
つゆどきに降る雨。少しずつ何回にも分けてすること。「―式・―値上げ」

【語源由来】
「さ」は稲の神様という意味があります。「早乙女」や「早苗」などもそうです。「みだれ」は「水垂れ」で雨が降るという意味です。つまり「稲の神様が降らせている雨」という意味があると思われます。

【類義語】
梅雨・雨期・麦雨


五月雨(さみだれ)の使い方

健太
梅雨の季節ってじめじめしてるし、降ったり止んだりの雨がうっとおしくって外に出るのも億劫だよね。
ともこ
そうね。でも五月雨ってことばの響きは趣があって私は好きだわ。
健太
ともこちゃんは風流だねぇ。僕、こんな季節はどうしても集中力がもたなくて宿題をやるのも一苦労だよ。
ともこ
まあ、五月雨式でもやりきることができたら結果オーライでいいんじゃない?

五月雨(さみだれ)の例文

  1. 一年分の雨が降ったのでは、と思うほどの五月雨だ。
  2. つい先日、桜を愛でたかと思ったら、もう五月雨の季節か。
  3. あの課長は無駄話で会議を五月雨に間延びさせるので嫌がられている。
  4. お昼近くから五月雨で伝票が回ってきたので限定ランチを食べ損ねてしまった。
  5. お急ぎのところ五月雨式な質問にご回答いただきありがとうございました。
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