山茶花【さざんか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
山茶花

【読み方】
さざんか

【意味】
ツバキに似た常緑樹。冬のはじめ、(白/赤)のきれいな花をひらく。

【語源由来】
ツバキ科の木を中国で「山茶」というが、これはこの葉がお茶になることで「山に生える茶の木」と言われていた。そして花は「山茶花」と呼ばれたことから由来する。

【類義語】
寒椿・茶梅


山茶花(さざんか)の使い方

健太
僕の家ではね、毎年、秋が過ぎる頃におじいちゃんとおばあちゃんの恒例の言い争いが始まるんだ。
ともこ
あら、いつもあんなに仲良しなのに?何が原因なの?
健太
うちの庭の木が山茶花かツバキかってことで毎年言い争うんだよ。
ともこ
よく似た花をつけるものね。でも毎年繰り返されるのは辛いわね。前の年のことを覚えてないのかしら……。

山茶花(さざんか)の例文

  1. 祖母はあの山茶花の花が少し寂し気に見えると気にかけている。
  2. 山茶花とツバキはとてもよく似ていて造園のプロでも見分けがつかないときがあるらしい。
  3. 花びらが散るのが山茶花で、花首から落ちるのがツバキだそうです。
  4. うちは猫の額ほどの庭だが、それ故に植えた山茶花の存在感が際立っているのが自慢だ。
  5. 亡き父の十八番であった「さざんか(山茶花)の宿」。
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