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太平楽【たいへいらく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
太平楽

【読み方】
たいへいらく

【意味】
(もと雅楽(ガガク)の曲名)のんきに構えて、勝手なことを言ったりしたりすること。「―をならべる」

【語源由来】
「太平楽」は雅楽の一つである。めでたい場で世の泰平を祝って奏していた。舞楽のなかでも一番 悠長な曲であったため、のんきなようすに例えられたと言われる。

【類義語】
腰掛け仕事・怠けている・真面目でない・軽い気持ち・やる気がない


太平楽(たいへいらく)の使い方

健太
やる気を起こさせるのって大変だよね。

ともこ
あら、他人事じゃない?健太くん自身のことでしょう?

健太
違うよー!また空手の教室に新しい子が入ったんだけど、お母さんに無理やり通わせられているからやる気がなくって…。

ともこ
まぁ、いつも太平楽な健太くんが苦悩してるわ。それもいいわね。少しはお母さんの気持ちも分かるんじゃないかしら?
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太平楽(たいへいらく)の例文

  1. いまの若者の太平楽なようすは時代のせいだけにするべきではない。
  2. いまでは墓の下の父だが生前の太平楽な振る舞いを許す寛容さを私は持たない。
  3. このような騒動に私の心臓は跳ね上がっているのに彼は太平楽に食事をとっていてその図太さを憧れもした。
  4. 恋愛に浮かれていた私に「太平楽に暮らしおって」と、顔を見るたび毒づいた母が亡くなった。
  5. 母が飲食店を経営しているから父は太平楽なものでいつも機嫌がよい。
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