【三字熟語】
高飛車
【読み方】
たかびしゃ
【意味】
相手をあたまごなしにおさえつけるようなようす。「―(な態度)に出る」
【語源由来】
将棋用語の一つである。「飛車」という駒を自分の陣地から高く進める技の呼び名である。この技は敵の陣地を威圧するような攻め手であった。江戸末期ごろからは傲慢な人間を指して用いられるようにもなりました。
【類義語】
横風・横柄・不遜・権威的・高姿勢
高飛車(たかびしゃ)の使い方
昨日お母さんがプリプリして仕事から帰って来たんだ。
あら、何かあったの?
お客さんにね、一度使った口紅を色を間違えたとかで交換するように偉そうに言われたんだって。
いやねー。そういう高飛車なお客さん。それって、モンスタークレーマーっていうらしいわよ。私はそんな大人にならないように気をつけようっと。
高飛車(たかびしゃ)の例文
- 彼は高飛車な奴かと思っていたが気の弱さからくる牽制だと気付いてよく話すようになった。
- あの新しい彼が優男だから彼女の高飛車な性格に拍車がかかっている。
- あんな高飛車な営業マンから商品を買いたくない。
- 昔の彼女は高飛車なわがまま娘だったが、ままならない恋をしてからガラリと変わった。
- テレビタレントの高飛車な態度は演出であると分かっているのに目にすればやはり腹が立つ。