醍醐味【だいごみ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
醍醐味

【読み方】
だいごみ

【意味】
(醍醐=牛乳などから精製した、ひじょうにうまいしる)ものごとの本当のおもしろみ。妙味(ミョウミ)。「―をあじわう」

【語源由来】
仏教用語の一つ。醍醐とは、牛や羊の乳から作られた甘い汁のことで、この精製のようすから「本当の面白さ・真髄」という意味を「醍醐味」として用いられた。

【類義語】
興・味・趣・持ち味・真髄


醍醐味(だいごみ)の使い方

健太
ともこちゃん。読書の何がおもしろい?
ともこ
えー!それはお話の起承転結でワクワクしたり、いろんな感情を味わえることじゃない?
健太
それじゃあ、僕は楽しい話だけでいいかな。悲しい話なんて読んだらいつまでも落ち込んでそうだよ。
ともこ
それもいいんじゃないかしら?感情を刺激されることが読書の醍醐味ですもの。

醍醐味(だいごみ)の例文

  1. 彼の無粋な一言でこの遊びの醍醐味が失われてしまった。
  2. 作曲の醍醐味はアレンジすることにあるらしい。
  3. 喜怒哀楽は人生の醍醐味である。
  4. 釣りは釣果ではなく、糸を垂らすこの時間が醍醐味なのだ。
  5. 一人旅の醍醐味は誰にも気兼ねしないで飲むビールである。
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