天王山【てんのうざん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
天王山

【読み方】
てんのうざん

【意味】
勝敗の定まる重大な機会。(京都府南部にある天王山で、豊臣秀吉(トヨトミヒデヨシ)が、明智光秀(アケチミツヒデ)をやぶり、天下取りにつながったこと(山崎(ヤマザキ)の戦い)から)

【語源由来】
歴史上の「山崎の戦」で舞台となった天王山が由来です。世紀の合戦であり、後に羽柴(豊臣)秀吉が天下人と名をはせたことから、現在では勝敗の重大な機会に用いられるようになりました。

【類義語】
天下分け目・運命の分かれ目・大一番


天王山(てんのうざん)の使い方

ともこ
今年も夏が来るわね。受験生が大変なイメージがあるけど、今年は例外ね。
健太
ともこちゃん、自分が受験するわけじゃないのにえらく心配するんだね。ところで、今年は例外ってどういうこと?
ともこ
受験生にとっては、夏を制する者は受験を制すって言ってね、志望校に合格できるかどうかの天王山の季節なの。でも今年は休校があったでしょう?先輩方は苦労してると思うわー。
健太
そうなんだー。今年は天王山は一つに限らずってか。頑張って欲しいね。

天王山(てんのうざん)の例文

  1. 今度の試合が3年を優勝に導けるかの天王山だ。
  2. 明日のプレゼンは「わが社が主導できるかどうかの天王山だから気合を入れろ!!」と部長に喝を入れられた。
  3. 父は箱根駅伝の天王山の一つ山越えを汗を握りしめて観戦している。
  4. 夏は受験の天王山だと言われていたが今年は例外だな。
  5. 今期の売り上げが店舗存続の天王山なのだが希望薄だ。
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