【四字熟語】
沈博絶麗
【読み方】
ちんぱくぜつれい
【意味】
文章などの意味や内容が深遠で広く表現が甚だ美しいこと。
【語源・由来】
「沈」は深いという意味。「絶」はこの上なく、非常にという意味。
【典拠・出典】
揚雄「答劉歆書」
沈博絶麗(ちんぱくぜつれい)の使い方
夏休みの読書感想文のために、初めて夏目漱石の「こころ」を読んだんだ。
へえ。素晴らしかったでしょう。
沈博絶麗とはこの本のためにあるんじゃないかと思うくらい美しい文章で深い内容だったよ。
日本人なら一度は読んでおきたい本よね。
沈博絶麗(ちんぱくぜつれい)の例文
- 日本語の乱れが叫ばれるようになり、沈博絶麗な名文といえる本は最近見かけなくなりました。
- とっつきにくいかもしれませんが、ベストセラーよりロングセラーの古典のほうが沈博絶麗、心にしみる本が多いです。
- 沈博絶麗だったこの作品が、選考委員全員一致で受賞が決まりました。
- ともこちゃんの作品は沈博絶麗、ほかの追随を許さないすぐれた文章です。
- 沈博絶麗な文章で書かれたこの本は、読むたびに新しい発見がありうっとりします。