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輾転反側【てんてんはんそく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

輾転反側

輾転反側の意味(語源由来・出典・英語訳)

意味

【四字熟語】
輾転反側

「展転反側」とも書くことがあるので注意が必要。

【読み方】
てんてんはんそく

【意味】
何度も寝返りをうつこと。

四字熟語の博士
「輾転反側」という四字熟語は、心配事や悩みで眠れない、何度も寝返りを打つ様子を描写しているんだよ。
心が落ち着かず、ベッドの中でぐるぐると動き続けるイメージがあるんだ。
助手ねこ
それなら、もしかして、「心配事でぐるぐる考えて、なかなか眠れへん」って意味なんかな。
なんども寝返りをうって、ぐっすり寝られへん様子を言うんやな。
これは、「心配事があるときには、眠れないほど考えてしまう」っていうのを教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
心配事や悩み事を抱えていたり、恋する人を思ったりして、なかなか眠れない様子を表わす語。
「輾転」「反側」は、どちらも寝返りを打つこと。

【典拠・出典】
詩経』「周南・関雎」

【英語訳】
toss and turn in one’s sleep.
lie from side to side in bed worried about something.

輾転反側(てんてんはんそく)の解説

カンタン!解説
解説

「輾転反側」っていうのは、心配事や悩み事が頭から離れなくて、何度も寝返りを打つことを表す言葉なんだよ。たとえば、テストで悪い点を取っちゃったときとか、好きな人のことが頭から離れなくて、眠れない夜を過ごすときなんかに使うんだ。

「輾転」も「反側」も、どちらも寝返りを打つことを意味しているんだよ。「輾」は、「展」って書いてもいいんだ。

「輾転反側して一夜を明かす」って言ったら、心配事や悩み事で眠れずに、何度も寝返りを打ちながら夜を過ごす、っていう意味になるよ。

この言葉の出どころは、古代中国の詩集「詩経しきょう」の一部、「周南しゅうなん関雎かんしょ」から来ているんだよ。

輾転反側(てんてんはんそく)の使い方

ともこ
健太くん、何度もあくびをしているようだけど、寝不足なのかしら?
健太
夜になると、気になることが次々に思いついてなかなか眠れないんだよ。
ともこ
健太くんのお母さんが、輾転反側していて寝つきも悪いと心配していたわ。
健太
ともこちゃんのことを考えていると、夜も眠れないんだよ。

輾転反側(てんてんはんそく)の例文

例文
  1. 検査結果を待つ間は、輾転反側をしてばかりで眠れない日々が続いた。
  2. 彼女のことを思うと、輾転反側をくり返して眠れなくなってしまう夜が増えた。
  3. 母がため息をついていて元気がなかった。なにか困っていることがあるのだろうかと心配になって、輾転反側ばかりしてしまった。
  4. 輾転反側をくり返して、眠りについたのはもう朝方だったと思う。
  5. 彼女とのやりとりを思い出しながら、輾転反側をしていて眠れなくなってしまった。

輾転反側の文学作品などの用例

  1. いわく恋愛なり、美人を天の一方に思求し、輾転反側する者、実に此際に起るなり。<北村透谷厭世詩家と女性>

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