時世時節の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
時世時節
【読み方】
ときよじせつ
「じせいじせつ」とも読む。
【意味】
「時世」も「時節」も、世の中の情勢。その時代のめぐり合わせ。
それは、「いつもと同じことばっかりじゃなくて、時が経つごとに変わる状況や運命」ってことやな。
時間が流れていくと、何が起こるかわからへんから、毎日が新鮮で楽しいんやな。
これは、「常に変わる世界を楽しむ」って教えてくれる言葉なんやで。
時間が流れていくと、何が起こるかわからへんから、毎日が新鮮で楽しいんやな。
これは、「常に変わる世界を楽しむ」って教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「時世」とは、時代や時流のこと。「時節」とは、時期や世の中の情勢のこと。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
times and situations; the course of events of the times; a turn of Fortune’s wheel.
時世時節(ときよじせつ)の解説
カンタン!解説
「時世時節」っていうのは、その時その時の世の中の様子や状況を指す言葉なんだよ。「時世」も「時節」も、その時々の世の中の情勢を表すんだ。
例えば、流行りの服や音楽が変わっていくのも「時世時節」の変化だよ。それと同じように、世の中の状況や人々の考え方が時間とともに変わっていくことも、これを言うんだ。
だから、「時世時節だから仕方ない」と言う時は、その時の世の中の流れや状況に合わせて、仕方なく行動を変えたり、考え方を変えたりするときに使うんだよ。これは、「仕方ない」って思うこともあるかもしれないけど、それもその時その時の世の中の流れに合わせて生きていくっていうことなんだね。
時世時節(ときよじせつ)の使い方
最近景気が悪くて、嫌なニュースも多くて不安になってしまうね。
そうね。暗い出来事ばかりで、将来に期待が持てなくなってしまいそうね。
ずっとこんなことが続くなら、嫌な世の中になってしまいそうだよ。
時世時節というけれど、きっと良い時期も巡ってくると信じたいわね。
時世時節(ときよじせつ)の例文
- 時世時節だから仕方ないと言われても、なんだか納得できないな。
- 今は不景気かもしれませんが、時世時節ということです。また景気のいい時代もきっと巡ってくるでしょう。
- 時世時節ならなんでも構わないというわけじゃないだろう。
- 世の中の流れは止めることはできない。時世時節というように、その時の流れというものがあるのだよ。
- 時世時節に翻弄されてしまったようだ。こんなことになるなんて、想像もしていなかったよ。
時世時節の文学作品などの用例
- それにしても考えてみれば、四谷左門の娘御が、楊枝店の雇女になるなんどは、これも時世時節と諦めるか。〈田中貢太郎・南北の東海道四谷怪談〉
毎日が変わっていくのと同じように、世の中も絶えず変化していくんだ。