【四字熟語】
冬溫夏凊
【読み方】
とうおんかせい
【意味】
親に孝行を尽くすこと。
【語源・由来】
「凊」は「涼」に同じで、涼しいという意味。冬は温かく、夏は涼しくて、過ごしやすくしてあげるという意味から。
【典拠・出典】
『礼記』「曲礼・上」
【類義語】
・温凊定省(おんせいていせい)
・扇枕温衾(せんちんおんきん)
冬溫夏凊(とうおんかせい)の使い方
健太くん。明日は何の日か知っている?
知らないなあ。何か特別な日なの?
明日は父の日よ。日ごろの恩に感謝して冬溫夏凊する日じゃないの。
すっかり忘れていたよ。急いで肩たたき券を10枚作って渡そう。
冬溫夏凊(とうおんかせい)の例文
- 健太くんは、寒いのが苦手なお母さんのために、床暖房完備の家をプレゼントして冬溫夏凊しました。
- ともこちゃんは冬溫夏凊している女の子として近所で有名です。
- 家業の八百屋を手伝っている健太くんは冬溫夏凊、孝行息子です。
- 親が元気なうちに冬溫夏凊しないと、後悔することになると思います。
- 産んで育ててくれただけでもありがたいのに、無理して大学まで行かせてくれた両親に冬溫夏凊したい。