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等量斉視【とうりょうせいし】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
等量斉視

「等しく量り斉(ひと)しく視る」とも読む。

【読み方】
とうりょうせいし

【意味】
すべての人々を平等に扱うこと。

【語源・由来】
「等」「斉」ともにひとしいこと。すべての人に対してひとしく量り。ひとしく視るという意味。

【典拠・出典】

等量斉視(とうりょうせいし)の使い方

ともこ
健太くんのクラスの担任の先生はどんな人なの?
健太
等量斉視してくれる、平等ないい先生だよ。
ともこ
それはいいわね。
健太
先生が特定の生徒をひいきすると、それだけで教室内がぎすぎすするからね。

等量斉視(とうりょうせいし)の例文

  1. 地球上の全人類が等量斉視の態度で接することができるようになれば、戦争はなくなるかもしれません。
  2. 部長は、社長のご子息にも僕たちにも等量斉視の態度で接してくれるんです。
  3. 等量斉視の精神をもって、家柄や育ちに関係なく、平等に怒らねばならないときは怒ります。
  4. 先生方が、僕のことを特別視しないで等量斉視の態度で接してくれたおかげで、僕はまともな大人に成長することができたのだと思ってます。
  5. アイドルは等量斉視の態度で、すべてのファンに愛情を注がねばなりません。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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