【四字熟語】
相即不離
【読み方】
そうそくふり
【意味】
関係が非常に密接で切り離せないこと。区別がつかないほど密接な関係のこと。
【語源・由来】
「相即」は仏教語で、二つの事象が溶け合って、差別なく一体となること。「不離」は離れられないことから。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・表裏一体(ひょうりいった)
・一心同体(いっしんどうたい)
【英語訳】
strongly close relationship
相即不離(そうそくふり)の使い方

健太くんが好きな野球選手の移籍話、結局流れちゃったわね

うん、やっぱりあのチームあってのあの選手だから、良かったよ

チームと選手が相即不離なのね。それって良い関係ね

これからもどんどん活躍してくれると思うよ
相即不離(そうそくふり)の例文
- 我が社とその会社は、30年来の長きに渡る取引があり、お互いの会社の間で技術者の交換や、共同で商品開発までやってきた。ここまでくると、もう相即不離で離れられない。
- 私が住んでいる市と、ヨーロッパのその都市は長年姉妹都市として、毎年留学生の交換や、イベントでの文化交流を行っている。私は行ったことは無いがとても親しみを持っていて、相即不離だと思う。
- 長年アイススケートでペアを組んでいたその選手たちは、男性選手の引退をきっかけに、女性選手も引退することにしたそうだ。相即不離でなければあんなに素晴らしい演技はできなかっただろうから、辞める時も一緒なのだなと感慨を覚えた。
- うちの両親は本当に仲が良い。いつも一緒で喧嘩するところを見たことがない。子供からみても、きっと相即不離なのだろうなと羨ましく思う。
- 相即不離と言われていたその2大政党は、政策の不一致を理由についに連携を解消した。
まとめ
「相即」は仏教語で、二つの事象が溶け合って、差別なく一体となることを、「不離」は離れられないことから、相即不離(そうそくふり)は、関係が非常に密接で切り離せないことを意味する言葉となりました。相即不離(そうそくふり)なほど親密な関係は、羨ましい限りです。いろんな人間関係がありますが、相即不離(そうそくふり)な関係を築いて行くように心がけましょう。